ジャンクフードは麻薬と同じ危険性⁉
「マク〇ナル〇」のハンバーガーやチョコレート、ポテトチップスなど
ついつい食べてしまいますよね。
これには理由があります。
実は、ジャンクフードには麻薬と同じような「中毒性」があるんです。
これからジャンクフードの危険性とダイエットをしている方に向けて、気を付けるべきポイントを解説していきます。
目次
ジャンクフードには麻薬と同じように中毒性がある
ついつい食べ過ぎてしまう「ジャンクフード」。
ある日、夜食でお菓子を食べ始めてから、翌日もその次の日も食べないと気が済まなくなった経験はありませんか?
「意志が弱いから?」
いいえ、そうではありません。
ジャンクフードには、科学的に中毒性があることが分かっています。
人が生きていくために、食べることは必須です。
でももし、食べることが義務的にやらないといけないことだったらどうでしょうか。
例えば、明日の朝早く起きないといけないのに、ゲームをしたり他にやりたいことをしたりして、結局寝るのが遅くなった経験はありませんか?
何が言いたいかというと、
「人間は欲に勝てない」ということです。
人間の脳の仕組みとして、食べた時にドーパミンという快楽物質が出て、快楽中枢を刺激するようになっています。
これにより、食べることは自分にとって喜び、気持ちがいいと記憶しているので、「次も食べたい」と自然に思うわけです。
ジャンクフードにもこの原理が作用しています。
高カロリーかつドーパミンを大量に出す糖や脂質が多く含まれています。
また、食べるときの「感覚」にも工夫がされています。味をはじめに食感や見た目(視覚)、食感などです。
これらにより美味しさへの期待感が大きくなり、食べれば中毒性のある成分が含まれているため、いつの間にかジャンクフードから離れられなくなるのです。
私たちはジャンクフードに「食べさせられている」と言っても過言ではありません。
ジャンクフードばかりだと生活習慣病になるかも
そもそもジャンクフードは、明確な定義はありませんが、「栄養が非常に偏っている」と説明することができます。
その割に、高カロリーで糖分や脂質が多く含まれているため、体にとって良くないことは明らかです。
ジャンクフードを習慣的によく食べてしまい、糖や脂質が過剰に増えた状態になります。
糖や脂質が血液の中で増えると、「血液の流れが悪く」なります。
最悪の場合、詰まります。
血液の詰まりが脳や心臓の血管で起こると、酸素や栄養が行き渡らなくなるので、障害が発生する可能性があります。
これがいわゆる「脳卒中」や「心筋梗塞」と言われる病気です。
脳卒中や心筋梗塞は、生活習慣によって引き起こされる病気である「生活習慣病」に当てはまります。
生活習慣病には脳卒中や心筋梗塞だけでなく、糖尿病、脂質異常症などがあります。
ジャンクフードを習慣的に食べることで生活習慣病のリスクをグッと上げてしまうので、むやみに食べることはおすすめできません。
ダイエット中は食べ方と頻度が大切
そうは言っても、忙しい日常生活の中で、手軽に食べられるジャンクフードを全く食べないことは難しいと思います。
ここでは特にダイエットをしている方に向けて、
「食べ方」と「頻度」は大切だというお話をしていきます。
先に「食べ方」と「頻度」で大切なポイントを並べると
●1ヶ月に1度は食べても良い日を作る。
●1度に食べる量を少なくする。
●エネルギーを消費しにくい夜中の摂取はしない。
●1日の中の他の食事で栄養バランスを補う。
の4点になります。
ジャンクフードは、高カロリーで糖や脂質が多く含まれています。
一度にたくさん食べたり、習慣的によく食べたりしていれば、脂肪は蓄えられやすいです。
その上、運動など生活の中で消費エネルギーが少なければなおさらです。
食べないにこしたことはありませんが、ダイエットをする中で一番良くないのは、「我慢した果てに、爆発して暴食すること」です。
ジャンクフードは、脳を喜ばせる仕組みをより刺激して、誘惑する力が強いです。
それに対して意志で勝とうとするのは、あまりに無謀なことになります。
もし一定期間、我慢できたとします。
しかし、あるとき我慢できなくなり、好きなものをたくさん食べるとどうなるでしょうか。
脳は「やっと食べられた」ととても喜び、もっと欲しくなります。
この悪循環のリスクが、ジャンクフードにも潜んでいるということを理解してください。
普段の食事管理はできるだけ手作り
「ジャンクフードを完全に絶ってください」とは言いません。
しかし、基本的に食事は手作りがベストです。
ダイエット中であればなおさら。
手作りのメリットは、「自分で栄養バランスをコントロールできる」点です。
必要な栄養を摂取し、不必要なものは摂取しないようにできます。
今まで全く料理をしてこなかった人は、突然料理を始めるとなると難しいと思います。
そこでまずは、
「一週間に一回だけ料理をしてみる」
「冷凍食品に少しだけ手間を加えるだけでもやってみる」
など、自分自身にとってできると思うことから始めてみてください。
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