プロテインの種類の違いを知ってる?種類とそれぞれの特徴を解説

筋トレやトレーニングを行う際は、「プロテインを飲む」ことが一般的に知られていて、実践している方も少なくないと思います。

しかし、「プロテイン」についてしっかり理解した上で飲んでいるでしょうか?

プロテインと言っても、さまざまな種類があり、目的や時間に合わせて飲み分けたり組み合わせて飲んだりする必要があります。

この記事では、
「プロテインの種類にはどんなものがあるのか」
「それぞれにどのような特徴があるのか」

を知り、正しい飲み方に繋げていただきたいと考えています。

プロテインの種類

画像

プロテインには、さまざまな種類がありますが、日本で多く流通している代表的なプロテインは大きく3つです。

  • ホエイプロテイン
  • カゼインプロテイン
  • ソイプロテイン

以上の3つはそれぞれ、特徴や含まれている栄養素が異なります。

栄養素を吸収するスピードも異なるため、目的や摂取する時間帯に合わせて、プロテインを飲み分けた方が理想的な体を手に入れるために効率が良いと言えます。

次項から、それぞれの特徴を詳しく解説していきます。

ホエイプロテイン

画像

ホエイプロテインは、牛乳に含まれているタンパク質の「約20%」を占める、「ホエイ(乳清)」です。

実はこのホエイ、みなさんも見かけた経験があるはずです。

それは「ヨーグルトの上澄み」。

この上澄みの正体が「ホエイ」で、このホエイからタンパク質の成分を抽出し、パウダー状にしたものが「ホエイプロテイン」になります。

また、ホエイプロテインの中でも、さらに種類が3つに分かれます。

この3つの種類は、ホエイからタンパク質を抽出する「方法」の違いで分かれています。

WPC

WPCでは、牛乳からホエイを抽出し、そのホエイから脂肪や乳糖などをフィルターを用いて分離し、タンパク質を抽出しています。

この方法を行うことで作られた「ホエイプロテイン」が、スポーツ専門店などで、よく目にする比較的安価なプロテインです。

100gあたりで換算すると、約80g程度がタンパク質になっています。

脂肪や乳糖などは、完全に分離することができていないため、「乳糖不耐症」の方には、あまりオススメできません。

WPI

WPIは、WPCで得たタンパク質を、さらに「イオン交換」などの方法で不純物を取り除く方法です。

WPCと違って、脂肪や乳糖がほとんど含まれていないのが特徴で「乳糖不耐症」の方でも問題なく摂取することができます。

こちらは、100gあたり約90gがタンパク質で、WPCよりも少し値段が高くなります。

WPH

WPHは「ペプチド」まで、酵素の働きで分解する製法です。

「ペプチド」とは、アミノ酸の分子同士がつながったもののことで、つまり、「分子レベルまで分解する」ということになります。

今までの「WPC」「WPI」よりも製法の難易度は高く、さらに100gあたりのタンパク質の含まれる量が「約95%」となるため、WPIよりもさらに高価です。

カゼインプロテイン

画像

カゼインプロテインは、ホエイプロテインと同様に、牛乳に含まれているタンパク質からできているものです。

ホエイプロテインは、牛乳に含まれているタンパク質の約20%を占めていましたが、カゼインプロテインは約80%を占めています。

牛乳から、「ホエイ」と「脂肪の成分」を取り除いてパウダー状にすることで作られます。

カゼインプロテインの大きな特徴は、

  • 吸収スピードがゆっくり。
  • アミノ酸の一種であるグルタミンを豊富に含んでいる。
  • 胃の中で一度固まる性質があり、満腹感が得られやすい。

となります。

ソイプロテイン

画像

ソイプロテインは、大豆からタンパク質以外の油脂などの成分を取り除いて作られる、植物性のプロテインです。

植物性のタンパク質は、動物性タンパク質と比べて、必須アミノ酸の含まれる量が少ないです。

しかし、タンパク質の吸収速度がゆっくりなため、長い時間、アミノ酸を供給することができるメリットがあります。

それに加えて、ビタミンやミネラルも含まれているため、健康にも良いです。

必須アミノ酸の含有量が動物性タンパク質よりも少ないと言っても、あくまでプロテインは補填するもののため、十分な栄養素を摂ることが可能です。

プロテインはあくまで補助的に飲むようにしよう

画像

この記事では、プロテインの種類と特徴を解説してきました。

注意していただきたいこととして、プロテインはトレーニングをする上で、食事では足りないタンパク質を補うためのものです。

さまざまな栄養素が含まれているといっても、プロテインばかりを摂取していれば栄養に偏りが出てくるので、普段の食事は大切にしましょう。

次回の記事にて、ダイエットしたい方に向けての「プロテインの選び方」を解説をしたいと思います。

本気で痩せたいなら「オンライン食事指導」

画像6

食事を管理すると言っても、知識がなくどのように行動していいのかわからない方であったり、仕事で忙しく計算する時間を確保できなかったりする方など、食事の管理が難しいと考えている方も少なくないはずです。

ご自身では食事の管理が難しいと考えている方に向けて、「オンライン食事指導サービス」を行っております!

専門のトレーナーがお客様の食生活や私生活をお聞きした上で、継続しやすい食事管理方法をご指導させていただきます。
さらに、オンライン食事指導サービスの業界では最安値の料金で受けることができます。

痩せたい方はもちろん、正しい食事管理方法を学びたい方にもお勧めできるサービスです。

少しでも興味をお持ちいただいた方は、下記からホームページをご覧ください。

================================================
オンライン食事指導サービスをご検討の方はこちらから
================================================

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です